人気ブログランキング |

ドキュメンタリー映画『被ばく牛と生きる』🚧 ( 加筆再掲載 )



 福島第一原発事故のあと、


 警戒区域に指定された牛飼い農家たちは、
 手塩にかけて育てた牛たちを牛舎に繋いだまま

 避難を余儀なくされました。



e0379544_00543530.jpg



 多くの牛はそのまま餓死してしまいましたが、
 自力で逃げ出し、生き延びたものがいました。

 その 野良と化した牛たちを保護し、
 膨大な餌代を自費で賄いつつ生かし続けている
 牛飼い農家の人たちがいます。

 
 震災がなかったとしても
 いずれは食肉になる定めだった牛たち┄。

 国による殺処分命令に反して、
 彼らが被爆牛を飼い続けるのは
 何故なのでしょうか。



e0379544_00551117.jpg



 「東京都の皆さん !

  福島に原発がやって来て以来、
  電力を供給することを通して、
  長い間 私たちは
  皆さんの生活を支えて参りました !

  しかし、
  今や私たちの浪江町 ( なみえまち ) は、
  第二のチェルノブイリになってしまった !

  もう二度と、
  人が住むことも、米を作ることも、
  出来なくなってしまいました !

 
  地震で倒壊してしまう原発は
  安全ではありません !

  津波で爆発してしまう原発が、
  安全なはずがありません !


  私たちに、もうこれ以上
  牛を殺させないで下さい !
  彼らは原発事故の生き証人なのです !

  せめて命を、全うさせてやりたいのです ! 」



 単身上京し、街角に立つ牛飼い農家の吉沢氏。

 胸を裂くその叫びは しかし、
 渋谷の雑踏の空に、
 霞が関の無機質な風に、
 虚しく消えていくだけでした。


    ・・・ 🌿 ・・・


 ちょうど一年前、
 友人に誘われてこの映画を観ました┄。

 この国のエネルギー政策のあり方と、
 命と向き合うことの重さについて、
 あらためて考えさせられる
 ドキュメンタリーでした。


         ステキな暮らしLabo.
         ミセス t s u b u y a k i




『被ばく牛と生きる』
 初公開日┄2016. 8/26
 監督┄松原 保  ナレーション┄竹下景子

☆公開当時、故・樹木希林さんらが
 寄せたコメント、こちらから読めます →


 注・2018年3月11日に掲載した記事の加筆・再掲載です。
  吉沢氏の街頭演説部分は、観賞直後に記憶を頼りに書き起こし
   大意を要約したものです。






by sutekinakurashi7 | 2019-03-11 08:55 | 日々のつぶやき

生活の中で感じるステキを綴っています。


by sutekinakurashi7
プロフィールを見る
更新通知を受け取る