HIGA の 今さら大学考 ☆ 根底に流れるものを…。

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先日、都会で大学生している娘から、

「お願い！　今日中に、学生寮にTEL入れて～」と緊急要請があった。

何でも、

所属しているサークルの合宿へ行くのに、本人の申告の他に、保護者からの外泊申請が必要なのだとか…。

どうでもいいけど、

合宿行くの、もう あさってじゃろーが！

も　っ　と　早　く　言　え　ーー💥

と憤りつつ、、

恐る恐るTELした私の耳に、思いもかけない言葉が飛び込んで来た。

「ああ✨　HIGA Jr. さんのお母様ですか！

お嬢さん、先日のオープンキャンパスの時も学生スタッフとしてお手伝い下さいまして。

はるばる愛知から、高校の後輩が見学に来てくれたと喜んでいらっしゃったんですよ♪

スタッフが足りない時にも快く引き受けて下さって、いつも助かっています。本当にありがとうございます」

寮の職員の方は何名かいらっしゃるが、皆さんこの大学のOG♀️である。

その弾んだ語り口から、

器用ではないけれど、おっとりし過ぎて敵を作らないタイプの娘が、

( それが長年 私をヤキモキさせたのだが！)

その愛されキャラを存分に発揮しているのが聞いて取れ、ホッとした。笑

実はこの大学、

普段は私服で構わないのだが、

入学式や卒業式はもちろん、

オープンキャンパスの時の学生スタッフにも、制服の着用が義務づけられている。爆

　(大学なのに制服！)

でも、ちゃんと日当は出る💴

だから娘としては半分はバイト感覚なのだが、

こうしてわざわざ言葉をかけて頂くのは、思いがけず ありがたいことでした💞

ちなみに、

学生寮(☆)には 300名以上の学生がいて、

オープンキャンパスの時には、

寮生ばかりではないと思うが、多分 20～30名くらいが出動する。

つまり娘だけが特別なのではなく、

職員の方は、恐らくその一人一人に ( 機会があればその父兄にも )、労いの言葉をかけていらっしゃるのです。

　(あの先輩方も学んだ歴史的校舎が現存)

思い起こせば、

ここを初めて訪れたのは、娘が高１の終わり頃。

当時本人の第一志望だった、別の大学のイベントで上京したおりに、

時間が余ったので立ち寄ったのだった。

その時のことは、今も鮮明に覚えている。

ホームページには、

“解放日以外は、基本アポイントを取って…”とあったので、

勝手に校舎だけ見て帰るつもりであった。

ところが突然の訪問にもかかわらず、

(しかも夕方…)

守衛さんが親切に取り次いでくれ、職員の方の出迎えを受けて応接室に通された。

資料を頂いて説明を受けたあと、別の職員の方が校舎を案内して下さった。

女子大ということもあり、さほど広くもないキャンパスであったが、

私たち親子のためだけに、たっぷり二時間以上かけて、くまなく回って下さったのである。

早朝から上京し疲れているはずの体に、その時間が苦痛でなく思えたのは、

それが決して学生欲しさのパフォーマンスではないと、感じたからだった。

　　　　　・・・🌿・・・

すっかり日も暮れかかった頃、

この日 留守番だったポチポチ星人(夫)からの

「訪問した大学の正門の前で、写真を！」との謎のミッションを思い出した💡

正門は、

最初に入った、地下鉄の駅に近い南門とは方向が反対であった。

もしかして咎められるかも…と、

少し離れて遠慮がちに撮っていたら、

守衛ボックスから、

南門の守衛さんより若くて体格のいい男性が、勢いよく飛び出してきた。

「写真ならお撮りしましょう！

　お二人揃っての方がいいでしょう♪」

心に残る満面の笑みだった。

☆その後、受験生は紆余曲折・挫折を経(笑)、

最終的には、独自のカリキュラムが自分に合っていることが決め手となり、ここを自らの居場所と定めて現在に至ります👌

　(ある日の寮のカレー。

　食堂のお米は、基本雑穀米💖)

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